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審査が甘いビジネスローンはない
審査の甘いビジネスローンはありません。
簡単に言うと、審査の甘いビジネスローンを求めている法人や個人事業主が簡単に借りられることはないということです。
審査の甘いビジネスローンを求めているということは、銀行融資や条件の良いビジネスローンで断られていますよね。
その状態で審査が甘くなるはずがありません。
しかし、それでも融資をしてもらえる可能性が100%ないかと言うとそうでもないのでこのページで審査が甘いビジネスローンの会社を見分ける方法を解説していきます。
ビジネスローンは審査が甘い?基準と方法を知る
銀行融資でも借りられず、ビジネスローンも通らない。
力を落とされている経営者の方も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫、あることに注意してビジネスローン会社を選べば必ずや審査に通るでしょう。
そのためにも、まずはビジネスローンの審査の基準について詳しく説明していきます。
ローン会社が審査をする理由
審査をする最大の理由は、貸し倒れ損失のリスク回避のためです。
貸したお金が返ってこないリスクを極力避けるために、慎重に審査をおこないます。
- 決算が赤字ではないか
- 貸したお金を返す余裕があるのか
などを審査します。
審査では何を見られているのか?
金融機関には何万件という融資の実績であるビッグデータがあります。
どんな会社に、
いくら融資をすると
◯◯%の確率で貸し倒れが発生する
といったデータを基に、審査をおこなっています。
金融機関にはそれぞれの審査によってはじき出した基準があります。
それにより融資できるかどうかを決めているのです。
融資金利の決定方法とは?
例えば、1000万円を100社に融資をしたと仮定します。
貸し倒れが10%、運営費用が5%だとすれば、融資金利は15%以上に設定しておけば、金融機関は損をせずに済みますよね。
さらに金融機関はこれらの数値を自動化し、誰が融資担当となっても自動的に数値化できる「スコアリングシステム」というものを利用しています。
スコアリングシステムとは、信用度を点数化したもの。
会社ごとに過去の融資実績や様々な条件を照らし合わせて点数化しており、融資を申し込んできた会社がスコアリングシステムのあるラインを超えてしまったら、「審査に落とす」ということを自動でおこなっているのです。
このスコアリングシステムの審査落ちのラインは、当然ながらもともとのデータが違っているので金融機関によって違いがあります。
このことからも分かるようにビジネスローンで審査落ちしたとしても他の会社に申し込めば通過する可能性は多いにあるのです。
信用情報がブラックでも借りられる事業者の探し方とは?
ここからは、信用力がなくても借りられる審査の甘いビジネスローン会社の見極め方を解説していきましょう。
金利上限が高いビジネスローン
金利が低く設定されているビジネスローンというのは、先に見てきたとおり、許容できる貸し倒れ率が低いことをあらわします。
それはつまり「審査が厳しい」ということを意味しています。
金利の上限が高いビジネスローンは、許容できる貸し倒れ率が高い、つまり審査が甘いということが言えます。
と覚えておけば間違いありません。
ノンバンクのビジネスローン
通常、経営者が融資を受けようと考えるとき、真っ先に頭に浮かぶのが銀行融資ではないでしょうか。
その後、地方銀行や信用金庫それでも融資を受けられそうにないと判断した場合は、大手もしくは中小の消費者金融でしょう。
経営状態さえよければ、誰しも金利の低いメガバンクや地方銀行の融資を受けるはずです。
しかし審査に不安のある企業は、中小の消費者金融に申し込まざるを得なくなります。
このように中小の消費者金融には、審査に不安を抱えた企業ばかりが申し込んできますから、審査基準を低く設定しなければ融資を受ける人が少なくなってしまうのです。
また、中小の消費者金融にはコストのかかるスコアリングシステムは導入されていません。
すべて経験のある審査担当者が審査をおこないますので、経営者との面談時には今後の経営状況の見込みなども心算してくれます。
中小の消費者金融は、審査基準が高いカードローン型のように、1000万円という枠内で何度も利用できるのではなく、初回契約時に1000万円を融資をして、その後返済するだけという審査基準の低い「事業融資型」となっています。
このように他のビジネスローンの審査に落ちたとしても、ノンバンクのビジネスローンであれば審査に通る可能性があるのです。
担保・保証人なし!即日資金調達できるファクタリング
一度審査に落ちた経営者でも、中小の消費者金融なら融資を受けられる可能性があることを解説してきました。
しかし、それにはある一定の条件があります。
- 赤字決算ではないこと
- 税金を滞納していないこと
- 支払いに遅れたことがないこと
これらの条件に当てはまっていれば、融資の勝算は十分にあります。
しかしそうではない場合はどんなに審査が甘いビジネスローン会社でも審査に落ちてしまうのです。

いえ、ファクタリングなら得意先の売掛金があれば大丈夫です。
ファクタリングでは審査の基準が申込み企業ではなく売掛先ですので、審査に通る可能性が非常に高くなります。
また、担保も保証人も必要ありませんし、さらに赤字決算でも税金滞納していても問題ないのです。
即時審査もできるのでビジネスローンの審査を待っている時間がないという方にはファクタリングがおすすめです。
最後に
審査の甘いビジネスローンはビジネスローンの審査の仕組みを理解し、上限金利の高いビジネスローン会社を選ぶと良いでしょう。
さらに、中小の消費者金融が提供しているビジネスローンを選ぶことが大切です。
それでも審査に落ちたという場合は、担保や保証人が必要ないファクタリングを利用することも視野に入れておきましょう。