必見!診療報酬ファクタリングとはどのようなサービスなのか

医療機関を経営している、もしくは関係者の方にとって診療報酬債権を知らない方はいないでしょう。

病院や調剤薬局、介護事業者が国民健康保険や全国健康保険協会などから、約二ヶ月後に受け取る医療報酬。

その二ヶ月後に受け取る医療報酬を早期に受け取れる仕組みが診療報酬ファクタリングです。

そこでこの記事では、医療機関で広まりをみせている診療報酬ファクタリングについて解説していきます

診療報酬ファクタリングとは?サービスの仕組みを解説

診療報酬ファクタリングとは?サービスの仕組みを解説

診療報酬ファクタリングは、病院や調剤薬局、そして介護事業者が利用できるサービスです。

ほとんど同じ意味で使われるので、「医療ファクタリング」と聞いた人もいらっしゃるかもしれません。

まずはその仕組みや利用可能な機関について詳しく見ていきましょう。

診療報酬ファクタリングの仕組み

まず、診療報酬の流れを見ていきます。

病院や介護事業者の診療報酬は、下の図のとおり病院が患者に診療して診療報酬の3割を受け取りますよね。

その後、残りの診療費70%を、国民健康保険や健康保険組合(以下、国保・健保)に請求します。

国保・健保の審査があり、約2ヶ月後に病院に7割の診療報酬が支払われるというのが流れです。

診療報酬債券の仕組み

たとえば、1月初旬に病院が患者に診療をおこない、患者は3割の支払を済ませると、病院は患者のレセプトに基づいて1ヶ月分の診療費を計算します。

その翌月2月10日のレセプト請求の締切日までに国保・健保に残りの7割を請求します。

国保・健保は、病院からの請求に基づきレセプトの審査に入ります。ここでは「架空請求がないか」「診療ルールは適正か」などを審査します。

審査が終わり、ようやく病院へ支払われるのが約2ヶ月後の3月末になります。

この約2月の間、病院や介護事業者など、医療機関は少ない資金で運営していかなければならず、資金繰りを悪化させてしまいます。

そこで診療報酬ファクタリングは、二ヶ月のタイムラグをなくし、医療機関のキャッシュフローを改善します

医療機関の報酬請求の流れがわかったところで、次に診療報酬ファクタリングの仕組みを見ていきます。

診療報酬ファクタリングの仕組み

上の図のように診療報酬ファクタリングは、医療機関と国保・健保、そしてファクタリング会社との3社間でおこなわれます。

通常なら、二ヶ月間かけてレセプト審査をしたあと、国保・健保は医療機関に診療報酬を支払いますので、その間、医療機関は資金不足に陥ります。

しかし診療報酬ファクタリングを契約すれば3営業日ほどで資金化できますので、医療機関の資金繰りは楽になります。

>>>即日で審査が可能なファクタリング会社一覧

利用可能な機関

診療報酬ファクタリングを利用できる機関には次のようなものがあります。

  • 病院
  • クリニック
  • 歯科医院
  • 調剤薬局
  • 介護事業者
  • 接骨院・整骨院

国保・健保を利用して患者の診療をおこなっているのであれば、診療報酬ファクタリングを利用することができます。

そこで次項では診療報酬ファクタリングの契約の流れや手数料について紹介していきます。

手数料相場はいくら?債権譲渡契約の流れについて

手数料相場はいくら?債権譲渡の流れについて

この章では、ファクタリングを利用する際に必要になる手数料の相場債権譲渡の流れについて詳しく見ていきます。

診療報酬ファクタリングの契約の流れ

診療報酬ファクタリングは、医療機関と国保や健保、そしてファクタリング会社の3社間でおこなわれ、次のような流れで契約が履行されます。

診療債権ファクタリングの流れ

  1. ファクタリングを利用しようとする医療機関は、まずファクタリング会社と債権譲渡契約を結びます。
  2. 医療機関が債権を譲渡した旨を国保・健保に通知します。
  3. ファクタリング会社は、買い取った債権の7割から8割(掛目分)の金額を医療機関に支払います。
  4. 医療機関が通常通り国険・健保に診療報酬の請求をします。
  5. 国保・健保は、通常通りレセプトの審査をおこないます。
  6. 国保・健保がファクタリング会社に診療報酬の支払をします。
  7. ファクタリング会社は掛目の残金を支払います。

先述したとおり、国保・健保の審査は架空請求やレセプトに不備がないかを審査しており、100%すべてが審査に通らずに医療機関に戻ってくる可能性があります。

そのためにファクタリング会社は掛目を設けてリスクヘッジをしています。

審査に問題がなく国保・健保からファクタリング会社に診療報酬が支払われれば、ファクタリング会社は掛目の残り3割から2割を医療機関に支払います

取引に必要な書類

診療報酬ファクタリングに必要な書類には次のようなものがあります。

病院・クリニック・歯科医院の場合

  • 決算書
  • 医師免許証
  • 履歴事項全部証明書
  • 病院開設許可証
  • 印鑑証明書
  • 保険医療機関指定通知書
  • 支払決定通知書
  • 納税証明書または税務署の押印のある確定申告書

介護事業者の場合

  • 決算書・収支計画書
  • 印鑑証明書
  • 履歴事項全部証明書
  • 介護保険事業の指定通知書の写し
  • 介護給付費等支払額決定通知書の3ヶ月分
  • 会社概要のわかるもの

調剤薬局の場合

  • 決算書
  • 印鑑証明書
  • 履歴事項全部証明書
  • 決定通知書
  • 請求書
  • 確定申告書
  • 会社概要のわかるもの

必要書類は同じような書類が多いのですが、医療機関によって違うものもあります。

また、ファクタリング会社によっても若干異なりますので、利用する際に確認しておくことをおすすめします。

診療報酬ファクタリングにかかる手数料相場

診療報酬ファクタリングにかかる手数料は、一般的な売掛債権ファクタリングより格段に安く設定されています

その理由は、売掛先が国であること、健保という信頼性の高い機関であることにほかなりません。

一括ファクタリングの手数料は2社間では高く設定されており、10%~30%となっています。

一方で3社間ファクタリングの場合は、1%~5%となっています。

それを踏まえて、診療報酬ファクタリングの手数料相場を見ると、高くても3%、概ね0.5%~2%というところでしょう

レセプト債権で資金調達するメリット・デメリット

資金調達として利用する際のメリット・デメリット

診療報酬ファクタリングを利用する際のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここで詳しく見ていきたいと思います。

審査が通りやすい

診療報酬のファクタリングは審査に落ちるという概念がないのかと疑うほど、ほとんどの審査は通ります

医療機関も一般の企業と同じように、医薬品の購入や人件費が毎月必要になりますので、資金がなくては運営ができません。

開業のための資金を銀行融資によって賄っている医療機関は、その後の経営状況によってはさらなる融資を銀行に断られる可能性もあります。

しかし、ファクタリングを利用すれば、銀行に断られるような経営状況でも審査に通る可能性があるのです

ファクタリング手数料が格安

診療報酬ファクタリングの手数料は、先述したように格段に安く設定されています。手数料相場は0.5%~2%というところがほとんどです。

その理由は売掛先が国や公的機関であること、貸倒れのリスクがないことがあげられます。

売掛債権の2社間ファクタリングの手数料10%~30%と比べると、その差は歴然です。

資金額が最大2か月

診療報酬ファクタリングを利用すると、初月と2ヶ月目の診療報酬が一度に入ります

たとえば、通常の診療報酬の支払スケジュールは、2ヶ月後ですので次のようになります。

通常
4月の診療報酬・・・6月に入金
5月の診療報酬・・・7月に入金

これがファクタリングを利用すると、

ファクタリング
4月の診療報酬・・・5月に入金
5月の診療報酬・・・5月に入金

このように5月に最大2ヶ月分が一度に入金されますので、一時的ではありますが資金繰り悪化を改善することができます。

継続利用が基本

診療報酬ファクタリングのデメリットとしては、継続的に利用し続けてしまうことです

理由は簡単で、先に人件費や医薬品の支払いをしてから、あとで診療報酬が入金になっていたところ、ファクタリングを利用することで、入金が先、支払いがあとという、楽な資金繰りサイクルとなります。

一度そのサイクルにはまってしまうと、なかなか抜け出せず、ファクタリングをやめると入金のない空白の月ができてしまいます。

診療報酬ファクタリングは必ず継続利用しなければならないというわけではありませんが、契約を終了する時期を決めておかなければ長引いてしまうことでしょう

最後に

診療報酬ファクタリングは手数料も安く、審査に通りやすいので利用しやすいというメリットがあります。

しかし一度利用してしまうとなかなか抜け出せないというデメリットと、手数料の目減りをどう考えるのか、ここは経営者の慎重かつ大胆な判断が求められるでしょう。

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